松村 穣先生
高血圧と動脈硬化を防ぐために
循環器科部長
松村 穣 先生
2000年に群馬大学大学院を卒業。1998年よりさいたま赤十字病院循環器科に勤務。専門は虚血性心疾患、心血管カテーテル治療。市民公開講座などで積極的に講演も行っている。
さいたま赤十字病院
埼玉県さいたま市中央区新都心1-5
TEL.048-852-1111

自覚症状がなく、突然命に関わる合併症を引き起こすことから「サイレント・キラー」とも呼ばれる高血圧。高血圧とそれに伴う動脈硬化を生活の中で予防する方法をさいたま赤十字病院の松村穣先生に伺いました。

 

高血圧が続くと動脈硬化による病気に

2010年に全国で高血圧と診断された人は、推定4300万人に上ります。30代・40代が少ないのに比べ、70代では男性の約80%、女性の約70%が診断されていることから、高血圧は、高齢になるほどなりやすく、また、女性より男性の方がリスクが高いといえます。
高血圧とは、上が135㎜Hg、下が85㎜Hg以上の血圧値の状態です。高血圧が続くと、血管が硬くなり、血管内も狭くなる動脈硬化になりがちです。動脈硬化が進行すると、臓器への血流が滞り、心疾患(心臓病)や脳血管疾患(脳卒中)などの合併症を引き起こします。心疾患は2014年の日本人の死因の2位、脳血管疾患は4位と、どちらも生命を脅かす病気ですから、動脈硬化の主要な原因である高血圧を予防することが大切なのです。

 

生活習慣の改善で高血圧を予防する

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高血圧を予防するために、生活の中でできることを挙げてみましょう。
まず、塩分の量を控えることです。日本人の塩分摂取量は1日平均約10〜13gですが、1日6g以下に抑えましょう。6g以下というのは、なかなか大変かもしれませんが、血圧の低下に効果的です。
肥満の人は、体重を減らすことを心がけましょう。減量4kgにつき、上の血圧が4・5㎜Hgずつ低下するというデータもあります。
運動療法もおすすめです。これは効果が表れるまでの時間が長いと言われますが、継続することで必ず血圧が下がります。比較的軽いウォーキングなどの有酸素運動を長期間続けるといいでしょう。
禁煙も大切です。喫煙は血圧を上げ、動脈硬化のリスクを高めます。
そのほか、十分な睡眠をとることや、お酒の量を控えることなども血圧を低下させることにつながります。また、高血圧と診断されたら、生活習慣を改善すると共に、薬物療法も早期に始めることをおすすめします。
血圧を上10㎜Hg、下5㎜Hg下げると脳卒中を起こす確率は40%以上下がるというデータもあります。自分自身の大切な命を守るために、高血圧の人はまずこの数値を目標に血圧を下げるよう心がけてみてはいかがでしょうか。

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